創業明治元年(1868年)、新潟県糸魚川市に蔵を構える「渡辺酒造店」。根知川を挟んで広がる「根知谷」と呼ばれる地域にこだわり、2003年からは、この地域で酒米の苗作りから収穫、酒造りまで全てを手掛けています。フランスで、ブドウの栽培から醸造、熟成、瓶詰めまでを行う生産者を表すドメーヌに習い、自社を根知谷ドメーヌと称する酒蔵です。今回は、そんな渡辺酒造店の「根知男山 純米吟醸」を飲んでみました。
根知男山 純米吟醸
「根知男山 純米吟醸」は、渡辺酒造店の代表銘柄で、全国にもファンの多いお酒です。
日本酒には珍しく瓶内熟成を楽しめるお酒で、原酒を瓶に入れて冷蔵庫で貯蔵し、1年間熟成させた後に出荷されるという貴重なお酒です。
飲んでみましょう
打栓をポンっ♪と開栓。心地よい音色です。それでは飲んでみましょう。
香りは穏やかな吟醸香。口に含むと優しい甘さを感じ、徐々に柔らかい酸味がやってくるバランスの良い飲み口です。
最後は余韻を残しながら、スッキリとした辛口で締める。飲み飽きしないお酒ですね。
酒蔵さんによると、その年ごとのお米の出来具合で造り方を変えているそうで、その年ごとに飲み口が変化するのかな? 年ごとのお酒も飲み比べしてみたいですね。
いや~美味しかった!来年の根知男山も楽しみです。ご馳走様でした。
商品情報
飲んだ印象は以下の通り。主観的なチャートですので、参考程度でお願いします。
銘柄 | 根知男山 純米吟醸(ねちおとこやまじゅんまいぎんじょう) |
酒蔵 | 合名会社渡辺酒造店 |
タイプ | 純米吟醸酒 |
アルコール | 15度 |
原料米 | 五百万石、越淡麗 |
精米歩合 | 麹米(五百万石 55%/越淡麗50%)/ 掛米(五百万石 55%/越淡麗50%) |
保存方法 | 冷蔵 |
飲み方 | ◎冷酒 ◎常温 〇ぬる燗 △熱燗 △ロック |
こちらの動画もチェック
開栓やぐい呑みに注いでいる動画もチェックしてみてください。
この投稿をInstagramで見る