朝日酒造:「久保田」シリーズで知られる有名蔵
新潟県長岡市、信濃川の支流・渋海川のほとりに蔵を構える朝日酒造は、1830年の創業以来、約200年にわたり日本酒造りの伝統を守り続けてきました。
(写真提供:朝日酒造株式会社)
「久保田」シリーズで知られる朝日酒造の日本酒は、全国新酒鑑評会で幾度となく金賞を受賞し、その卓越した品質は広く認められています。
今回は、朝日酒造を象徴する「久保田」シリーズの中でも久保田の原点と称される「久保田 千寿」をご紹介します。
久保田 千寿:匠の技が生み出す吟醸酒の真髄
1985年の発売時に最初に誕生した久保田の原点と称される「久保田 千寿」。「朝日酒造」を知らない方も、「久保田」の名前は聞いたことがあるって方は多いんじゃないでしょうか。
醸造技術の粋を集めたこの酒は、軽やかでありながらも複雑な味わいを持つバランスの取れた一杯として、多くの愛好者に支持されています。パッケージもシンプルで高級感があり、贈答品としても人気のお酒です 。
穏やかな香りとなめらかな口当たり
さあ、味わってみましょう。グラスに注いだ瞬間、穏やかな香りが立ち上ります。
最初の一口で、なめらかな口当たりと共に、さっぱりとした辛口の味わいが口中に広がり、その後、心地よい余韻を残します。美味しいですね。
温度によっても味わいが変化するのも面白いところ。冷やすと爽やかさが際立ち、少し温度が上がると旨味がより豊かに感じられます。
同じ吟醸酒と比べても、久保田 千寿は特にバランスの良さが光ります。
穏やかな香り、口当たりの滑らかさ、そして後味のキレの良さ。これらが見事に調和していて、ついつい杯が進んでしまう美味しいお酒ですね。
冷酒で楽しむなら、新鮮な刺身や焼き魚との相性が抜群
おススメの飲み方は、やっぱり冷が一番で、新鮮な刺身や焼き魚との相性が抜群。辛口ですっきりした味わいが、魚の旨味を引き立てます。
辛口なのでロックも◎。ロックにするとフルーティさが際立ってきますので、私も好みの飲み方です。
少し温めてお燗にすると、まろやかさが増し、香りもより豊かに。温かい鍋料理と合わせれば、体も心も温まること間違いなしですね。
まとめ:久保田 千寿の魅力
久保田 千寿の魅力をたっぷりとご紹介してきましたが、いかがでしたか?最後に、この逸品の魅力を3つにまとめます。
1. 200年の歴史が育んだ、新潟が誇る吟醸酒の真髄
2. 穏やかな香りと深みのある味わい、そして絶妙なバランス感
3. 多彩な楽しみ方で、あらゆる食事を引き立てる懐の深さ
ぜひ、この機会に「久保田 千寿」を味わってみてください。乾杯!
商品情報
飲んだ印象は以下の通り。主観的なチャートですので、参考程度でお願いします。
銘柄 | 久保田 千寿 吟醸(くぼた せんじゅ ぎんじょう) |
酒蔵 | 朝日酒造株式会社 |
タイプ | 吟醸酒 |
アルコール | 15度 |
日本酒度 | +5.0 |
酸度 | 1.1 |
原料米 | 五百万石 |
精米歩合 | 麹米50%/ 掛米55% |
保存方法 | 常温 |
飲み方 | ◎冷酒 ◎常温 ◎ぬる燗 △熱燗 〇ロック |
こちらの動画もチェック
開栓やお猪口に注いでいる動画もチェックしてみてください。
この投稿をInstagramで見る