塩川酒造:大正元年創業の伝統と革新の蔵元
創業1912年、新潟市西区に蔵を構える「塩川酒造」。新潟県内でも数少ない山廃仕込みでの酒造りに取り組む酒蔵です。
(写真提供:塩川酒造株式会社)
輸出酒の開発にも力を入れており、特に肉料理とのペアリングを重視した「COWBOY YAMAHAI」シリーズは、海外でも高い評価を得ています。今回は、塩川酒造の銘酒「COWBOY YAMAHAI Tender(カウボーイヤマハイテンダー)」をご紹介します。
COWBOY YAMAHAI Tender:肉料理との相性を重視して開発
COWBOY YAMAHAI Tenderは、山廃仕込み特有の酸味と旨味を活かした純米吟醸酒で、アルコール度数は14.5%とやや控えめながらも、しっかりとした味わいを持つお酒です。
このお酒は特に肉料理との相性を重視して開発されており、欧米の消費者にも飲みやすい酒質が特徴。パッケージデザインも斬新で、アンガス牛をモチーフにしたワイルドなラベルも印象的ですね。
フレッシュな酸味と爽やかな旨味のハーモニー
さあ、味わってみましょう。口に含むと、最初に感じるのはさわやかな酸味。山廃仕込み特有の酸味なんですが、びっくりするほど強くなくて、むしろ「あ、これ爽やかだな」って感じ。そのあとじわじわと広がる穏やかな旨味が、口の中でハーモニーを奏でるんです。
面白いのは、温度によって味わいが変わること。冷やして飲むと、さらっとした喉越しと爽やかな酸味が際立ちます。でも、常温に近づけると、お米の旨味がより豊かに感じられて、まろやかさが増すんです。まるで二つの日本酒を楽しんでいるみたい!
他の山廃仕込みの日本酒と比べると、COWBOY YAMAHAI Tenderは確かに「軽い」感じがします。でも、この軽さがクセになるんです。物足りないんじゃなくて、むしろ「もう一杯飲みたい!」って思わせる魅力的な個性なんですよ。
お肉のジューシーな旨味と日本酒の酸味が調和
COWBOY YAMAHAI Tenderの魅力って、実はいろんな料理と楽しめるところなんです。軽やかな酸味とやさしい旨味のバランスが、様々な料理をもっとおいしく引き立ててくれるんですよ。
ステーキやローストビーフと一緒に楽しむと、まるで魔法にかかったみたい。お肉のジューシーな旨味と日本酒のさわやかな酸味が出会って、「あれ?これ日本酒だっけ?ワイン?」って錯覚しちゃうくらい素敵なハーモニーが生まれるんです。
でも、お肉だけじゃないんです。洋食でも中華でも、幅広く合うんです。酢豚や麻婆豆腐など、酸味や辛味のある料理なんかと一緒に飲むと、日本酒のさっぱりとした味わいが、中華料理の複雑な味わいをまろやかにまとめてくれますよ。
まとめ:COWBOY YAMAHAI Tenderの魅力
いかがでしたか?COWBOY YAMAHAI Tenderの魅力をご紹介しました。その特徴をまとめると:
- 山廃仕込みでありながら、軽快でスッキリとした味わい
- アルコール度数14.5%で、ワインのような飲みごたえ
- フルーティーで華やかな香りとドライな後味が、さまざまな料理を引き立てる
ぜひ、この機会に「COWBOY YAMAHAI Tender」を味わってみてください。乾杯!
商品情報
飲んだ印象は以下の通り。主観的なチャートですので、参考程度でお願いします。
銘柄 | COWBOY YAMAHAI Tender(カウボーイヤマハイテンダー) 山廃純米吟醸酒 |
酒蔵 | 塩川酒造株式会社 |
タイプ | 純米吟醸酒 |
アルコール | 14.5度 |
日本酒度 | +3.6 |
酸度 | 1.7 |
原料米 | 新潟県産米100% |
精米歩合 | 60% |
保存方法 | 常温 |
飲み方 | ◎冷酒 ◎常温 ◎ぬる燗 △熱燗 〇ロック |
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